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転職理由


私自身の転職経験での転職理由は、仕事にやりがいを感じなくなったことでした。

29歳の時、53歳の時、そこから3社で仕事をしてた後、独立しました。

最終的に、やりがいを求めるには自分で会社を作って仕事をするしなか無かったのです。

53歳の時までは家庭を支えるということでの少々の忍耐もありしたが、ほぼやりがいのある仕事ができるステージを会社に提供してもらったとも考えています。とてもラッキーなことだと思います。

思い出に残る仕事は、企画部時代に広報室を立ち上げたこと、仙台、東京、大阪での周年記念イベント、人事制度の全面改定で、人事制度、評価制度、退職金制度、企業年金制度を一から勉強して、労働組合とも協議しながら数年間に渡って改定していったこと。そして終盤では、海外拠点に赴任しての人事制度改定。中国では、各会社が、様々な人事制度を採用していたが、長期運用に耐えられなかった制度だったので、厦門、蘇州の人事制度を改定した。国が違い考え方も異なるので、そこでも一からの勉強になりました。そこから帰国し、人事を統括する立場になったのですが、日本的な仕事の進め方に戻った途端、やりがいが感じられなくなり、中国人の同僚から、「楽しくないのに我慢するのは人生の中で時間の浪費ですよ」という言葉を聞いて、転職、そして最終的には独立するとにしました。

30年間、会社員生活で考えた「やりたかったこと」が多すぎて、今、少しずつ検証しています。

学校を卒業してから30年間で転職回数は1回だったのですが、その後、5年間で出戻りも含めて3社を4回退職、転職しました。年齢的に、就職しても相談役的な仕事が多くなり、それに満足できなかったことが原因だと思います。

転職を考える方々には、職を選ぶときは、給与などの条件最優先ではなく、自己の向上、役割、社会への貢献など、「やり甲斐」を重視するべきと助言したいと、私は思います。


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